神戸市北区の上津台(こうづだい)は、神戸三田イオンモールが向かいにある閑静な住宅街です。
神戸市内でも特に子供の人口が多く、子育て世代を中心に人気の地域です。
そんな上津台の住宅街の一角に突如、こども達で行列ができる場所が存在するらしいのです。
その正体はなんと、駄菓子屋さんです。
「だがしや のざき」という2021年にオープンした駄菓子屋さんで、
オープン初日は200人以が来店し、お店に入るまで30分待ちの行列を成していたそうです!
並んでいた子供たちから「USJのアトラクション並の行列!!」との声も上がったそうです。
そんな、子供たちに大人気の「だがしや のざき」さんのようすをご紹介いたします!
お店の場所は、神戸市北区上津台の住宅街の一角。神戸北イオンモールの向かいの住宅街です。
「菅生公園」という子供たちでにぎわう大きな公園の近くです。
住宅街の一角なので、行ったことないけど見つけられるかな?と心配していましたが、要らぬ心配でした。
子供たちが集まっている場所なので、遠目からでもすぐにわかります。
入り口はこちらから。消毒とマスクを忘れずにね。
店内はすごい数の駄菓子で溢れていました!
オープン当初はここまで多くなったそうですが、子供たちのリクエストにあわせて徐々に増えていったそうです。
駄菓子は三田市の問屋さんから仕入れているそうですが、当時は駄菓子屋さん自体が少なく問屋さん自体が駄菓子の種類を減らしておられたようです。
そんな中、「だがしや のざき」さんがたくさん購入されることによって、問屋さんも駄菓子の種類を増やしてくれたそうです。
とっても素敵な好循環ができていると感じました!
スーパーボールくじや大吉ガムが人気で、多くの子供たちが購入されていました。
店主さんが「子供たちがお金を使いすぎてはいけないから」と回数制限をつけていましたが、それでもすぐに売り切れになってしまうほどでした。
「だがしや のざき」さんは住宅街の一角にあることから、ほとんどが子供たちだけで買い物に来ていました。
子供たちが駄菓子を通じて様々な社会勉強ができる場として重宝されているそうです。
これらの事を、安心安全な場所で学ばせることができるのがとても魅力的だと感じました。
以前は、硬貨の種類がまったくわからなかった子たちがいつの間にかちゃんとお会計をできるようになったり、どのお菓子を買えば良いかパニックになっていた子たちがいつの間にか駄菓子を即決していたり、と「子供の成長を肌で感じる」と店主の のざき さん。
冒頭でも述べましたが「だがしや のざき」さんは、オープン当初は200人を超える子供たちの来店があったそうです。
「こっそりオープンしたつもりが、予想外の反響にオープン日はてんてこ舞いだった」とおっしゃっていました。
今でも一日100人以上の子供たちがくるそうで、取材をさせていただいた日も110人ほどの来店がありました。
新型コロナ感染対策として、入場制限を設けておられますので行列は必至です。
そんな「だがしや のざき」さんの人気の秘訣を聞いてきました。
自宅の一室を開放して駄菓子屋をはじめられた店主ののざきさん。
「この辺り駄菓子屋さんって無いなー」とぼんやりと思っていたところに、新型コロナが流行し出しました。
その影響でイベントやお祭りなどの中止が相次ぎ、長引く自粛で子供たちが楽しめる場所が減ってしまっている事に危機感を覚え、
駄菓子屋がないなら自分で始めてみよう!と思い立ってはじめてみたとのことです。
ぼちぼちやってみようと始めた駄菓子屋さんでしたが、子供たちや親御さんたちの需要がまさにドンピシャリで一躍「行列のできる」大人気駄菓子屋さんになったという経緯のようです!
子供たちに社会のルールを学んでもらう場として、お店のルールが決められています。
しっかり守って楽しく正しくお買物をしましょう。
上津台の住宅街に突如あらわれる「行列のできる駄菓子屋」として有名な、「だがしや のざき」さんのご紹介をさせて頂きました。
駄菓子屋が減っていっている現代に子供たちの安心安全な憩いの場と、駄菓子を通じた社会勉強の場として重宝されている地域で人気のお店です。
子供たちはもちろんですが、親御さんや大きなお子さんの来店も大歓迎とのことです!
行列必至のお店なので、時間に余裕をもっての訪問をおすすめします。
だがしや のざき
〒651-1515 兵庫県神戸市北区上津台3丁目16−19
営業日 : 火・水のみ
営業時間: 15:00~18:00
駐車場 : なし(菅生公園に無料駐車場あり)
SNS : instagram