兵庫県三田市けやき台にある「けやき台公園」はウッディタウンの街並みが一望できる、見晴らしの良い公園です。
カラフルな遊具が多数あり、小さなお子さま連れの方にもおすすめです。
また公園の一部エリアには多数の文化史跡も残されており、古くからの歴史も感じられるスポットとなっています。
けやき台公園の広さはちょうど7ヘクタール、東京ドーム約1.5個分です。その大半は山林となっています。
参考リンク：都市計画公園・緑地一覧｜三田市
園内は下記のの9エリアに分かれており、それぞれに異なる味わいがあります。
どのエリアでも焚き火・花火などの火気類の使用、車両の乗り入れは禁止されていますので注意しましょう。
それでは各エリアをご紹介していきます♪
大きく広い階段を登ります。
開放感のある広場ですね。
軽く食事をしたり荷物を置いたり…などなど。お子さんと一緒だと、ちょっとした時にこういうスペースがありがたいですよね！
広場を囲むようにストレッチ器具があります
公園入口の横にある階段を登ると、まず目に飛び込んで来るのが「多目的広場」です。
広く開放的なスペースなので、鬼ごっこやかけっこなどで走り回るのも楽しいです♪
長い長いすべり台があります。
遊具を登ってテッペンへ ※階段もあります
振り返ると広場がよく見えます…高い！
さぁここからスタート！
この公園における一番人気の遊具はこれです（筆者の偏見）
子どもはもちろん、大人も夢中で滑っちゃいます。
前の人とぶつからないように、順番を守って遊びましょうね！
その他、ターザンロープや丸太の吊橋など「最初はちょっと怖い、でも慣れたら楽しい！」遊具がたくさんあります♪
アスレチックのような遊びが好きなお子さんは、ぜひ訪れてみてください！
多目的広場から続く階段を登ると、円形のスペースに着きます。
実はけやき台公園がある一帯では、約2000年前の人々の暮らしを知るヒントが隠されていました。60棟以上の竪穴住居跡や、9棟以上の掘立柱建物などが発見され「有鼻遺跡」と呼ばれています。この円形スペースはその中の、古墳の頂上にあたります。
頂上からまわりを見渡すと住宅が立ち並んでいますが、2000年前は一体どんな景色だったんでしょうね。
ちなみに有鼻遺跡から出土した鉄器などは、兵庫県立考古博物館で見学することができますよ！
「花の森ゾーン」はその名の通り、四季を彩る花や木々に囲まれた散策エリアです。
残念ながら冬の間は物静かですが、また春になったら遊びに来たいと思います！
「ちびっこ広場」には主に未就学児向けの遊具が設置されています。
カラフルでかわいいので子どもたちも大喜び♪
小ぢんまりとしたエリアですが、子どもたちが自由に遊んでいても親の目が届くという点でちょうどいいサイズ感です。
おそらく雲…？我が家では「くもりん」と呼んでいます
我が家では「ドクターイエロー」と呼んでいます
けやき台公園の東側のエリアに「まちかど広場」があります。
ここは遊ぶ場所というより、住宅街の中にある憩いの場、休息の場所ですね。
トイレはここ、まちかど広場にあります
けやき台公園の東端にあるのが「山城の丘」です。
ここにはかつて風呂ヶ谷城と呼ばれるお城がありました。丘陵の先端に位置し、まわりの山々を一望できるため、戦略的に重要な場所であったと言われています。ただ城主については明確な記録が残っておらず、詳細は不明だそうです。住宅街の片隅にある謎の城跡、ちょっとワクワクしませんか？
この山林の奥に風呂ヶ谷城の遺構があります
けやき台公園の地図はこちら
JR新三田駅より、神姫バスゆりのき台公園前行き「けやき台6丁目」バス停から徒歩約5分で到着です。
また神戸電鉄「ウッディタウン中央」駅からも徒歩約12分です。
近くには、高級食パン専門店「天才わっはっは」さんや産地直送果物屋「トミショウ」さんがあります。
※公園の出入り口側とは反対方向なので注意してください。
駐車場は「まちかど広場」に11台分のスペースが用意されています。
利用時間は9時から19時30分まで。
また駐輪場が「花の森ゾーン」と「ちびっこ広場」の間に設置されています。
そんなに広いスペースではないので、譲り合って利用しましょう。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名称 | けやき台公園 |
| 住所 | 三田市けやき台6丁目35 |
| アクセス | 神姫バス「けやき台6丁目」バス停 徒歩約5分神戸電鉄「ウッディタウン中央」駅 徒歩約12分 |
| 駐車場 | 11台 ※利用時間 9:00~19:30 |