三田市の公衆トイレを次々キレイに!トイレピカピカプロジェクトが地元企業により始動。
【”汚い・臭い”といった悪いイメージのトイレをキレイにしたい!】
すべては、三田市内の建設会社に務める一人の従業員による、この想いがきっかけでした。
大阪で始まった“ボランティアで公衆トイレを清掃&コーティングにするという取り組み”を知り、「三田でもやらせて欲しい。」と社長に掛け合った杉本建設株式会社の従業員 東 優樹さん。
彼の熱意により、三田市でもこの取り組みが始動しました。
「トイレピカピカプロジェクト」と名付けられたこの活動は、地域の公衆トイレを清掃&コーティングし、子どもたちの健全な成長と地域全体の活性化を目指す、心温まる取り組みです。
そんなトイレピカピカプロジェクト最初の活動が、JR三田駅北口の多目的トイレにて2024年3月30日に行われました。
この記事では、その取り組みや彼らの想いを紹介しています。
「トイレピカピカプロジェクト」とは?
トイレピカピカプロジェクトとは…住宅・店舗向けコーティングサービス「コーティングBOSS」が、大阪の河内長野市でスタートした活動。公園や道の駅などの公衆トイレを、独自のコーティング法を使い無償でピカピカにするという社会貢献プロジェクトです。
「コーティングBOSS」の凄さは脅威のコーティング力です。
大阪府のとある場所では、コーティングされた1個のブロックだけが、13年経ったにも関わらず白く光り輝いているというのです。まるで、誰かが毎日その1ブロックだけ掃除しているかのような…でも、誰も掃除などしていないのです。
「コーティングBOSS」に出会い、人生が変わった!と語る職人さんもいらっしゃいます。
参考記事:13年経ってもこんなにキレイなんです!!コーティングBOSSの凄さが分かっちゃう1枚の写真を是非ご覧ください
脅威のコーティングで、トイレを常に”ピカピカ”に。
この、脅威のコーティングをトイレに施工すれば「軽く拭き取ったり水をかけるだけでスルッと汚れが落ち、掃除の手間や時間を大幅に削減できる」というのです。
そのため、コーティング後はトイレの掃除に要する労力や費用を大幅に削減することができるようになるのだとか。
そのコーティングがどれほど凄いのか…。私もこの目で見るまでは正直、半信半疑でした。
動画で見ていただく方がわかりやすいと思い、X(旧Twitter)に動画をアップしましたのでご覧ください。
コーティング直後の水捌けの凄さがわかる動画。この撥水・撥油性によって汚れがスルッと落ちるのです…。
コーティング翌日のトイレは既にひどく汚れておりました。駅前で多くの人が利用するトイレなので仕方のないことです。
しかし、その残念な気持ちは一瞬にして感動に生まれ変わりました。
ひどく汚れたトイレの床に水をまき、ほうきでサッと掃くだけで汚れがみるみる落ちていくのです!そしてあっという間に掃除直後のようにピカピカに✨
この日、私はコーティングBOSSの凄さを目の前で体感しました。
2024年春、JR三田駅北口の公衆トイレから始まった。
この「トイレピカピカプロジェクト」に感銘を受けたのが、杉本建設株式会社の従業員 東 優樹さん。
「三田でもこのプロジェクトをやらせて欲しい!」と社長に掛け合い、会社協力のもとコーティングBOSSの三田支店を立ち上げ「三田市内に100近くある公衆トイレを1ヶ所づつ、ボランティアでキレイにしていく活動」をスタートしました。
最初の活動は、JR三田駅北口公衆トイレの多目的トイレから。
自ら清掃業者を手配。
2024年3月30日朝8時すぎに集まり、会社から依頼した清掃業者さんによる清掃からはじまります。
モチロン、この活動はボランティアなので清掃業者も杉本建設㈱さんの負担で手配されています。
掃除に入る前のビフォーの写真を撮らせていただいたのですが、ぶっちゃけていうと結構汚かったです…。
床は黒ずみ、ゴミが散乱している状態。
「うわぁ…(汚い)」という反応をした私の横で、東さんはニヤリと笑い「いい感じに汚れてますね。はやくキレイにしてやりたいですわ」とウズウズされていました!笑
さすが、トイレピカピカプロジェクトの三田市代表!
清掃が終了したところでトラブルが!
清掃が一通り終われば、全体を乾燥させていよいよコーティング…と行きたいところだったのですが、ここでトラブル発生。
床の目地(めじ)がところどころヒビ割れていて、そこに入り込んだ水がどんどん出てきてうまく乾かないのだとか…。
コーティングをするには完全に乾燥させる必要があるため、必死で乾燥作業を行います。
目地がヒビ割れていて大丈夫なのか?と不安になりましたが、この程度のヒビ割れであればBOSSによるコーティングで水や汚れから防げるらしいです。頼もしい…BOSS。
BOSSの方々は、清掃後のトイレに靴を脱いで座って作業をされます。
一般的なイメージだと少し抵抗感を感じますが、「キレイなのだから当たり前」といったようすでした。
数々のトイレをピカピカにしてきた彼らだからこそ“トイレ=汚い”というイメージを払拭されているのだと感じました。
作業は日が暮れても継続…
乾燥に手間取ったことで、作業は日が暮れても継続です。
ライトで照らしながら、壁や床のタイル・目地のひとつひとつまで丁寧にコーティング作業を行っていきます。
とても地道ですが、丁寧さが求められる作業。
「トイレをピカピカにする!」という熱意が感じられるシーンでした。
排水溝の蓋まで、丁寧にコーティングを行う東さん。
コーティング作業が終了したのは、20時を回っていました。
朝8時半から20時すぎまで、約12時間の作業本当にお疲れ様でした。
これをボランティアでされているのですから、社会貢献・地域貢献を真剣に考えているなによりの証拠だな、と感じました。
清掃&コーティングのビフォーアフター
清掃で隅々までキレイになったビフォー・アフターの写真です。
細かいところで見ると既に水を弾いているのがわかると思います。
このキレイになったビフォー・アフターを見せたいのではないのです。
このキレイになった”アフター”が何年後も続くのがBOSSコーティングの凄いところです。
一説によるとコーティングは30年もつのだとか…!私も正直、半信半疑ですが30年後を楽しみにしておきましょう。
前半で動画を上げていますので、見逃した方はもう一度見てみて下さい。こちら
汚れも弾くからお手入れ簡単♪
コーティングBOSSが弾くのは水だけではありません。
カビ・サビ・油汚れなどの汚れも弾くので、水をかけてサッと拭き取るだけで汚れが落ちます。
コーティングの翌日に、東さんがちょうど清掃員の女性の方とお会いしたそうなのですが、汚れ落ちの素晴らしさに感動していたそうです。
「この活動を、未来ある子どもたちに見せたい。」
トイレピカピカプロジェクトに感銘を受け、コーティングBOSS三田市支店を立ち上げ支店長として活躍する杉本建設株式会社の従業員 東 優樹さん。
トイレピカピカプロジェクトについて以下のように語ってくれました。
初めまして。杉本建設㈱の従業員で普段は白いトラックに乗って現場作業をしています!
そして、2024年1月から住宅や店舗向けコーティング業をスタートし「コーティングBOSS」の三田店支店長もしています。
「トイレピカピカプロジェクト(以下、TPP)」はコーティング業をはじめるキッカケとなった活動で、地域の公衆トイレをボランティアとして清掃&コーティングで綺麗にします。
“この活動を、大の大人がワイワイ楽しそうに施工する事に意味がある。”と、コーティングBOSSのボスが言っているのを聞いて、カッコいいな!三田でもやりたいな!トイレの神様になりたいな!と思い、社長に駄々をこねて杉本建設㈱の新しい事業として取り入れてもらいました。
今回、たくさんの方が使う三田駅北口の多目的トイレを施工させていただきましたが、ゆくゆくは三田市全部のトイレをやりたいです。やっぱり、公園のトイレでTPPを行いたいです。
大人がワイワイと楽しそうにトイレを綺麗にしていく…。その活動を未来ある子供たちに見せたいという想いがあります。
私は、ただ単にトイレ掃除をするのではなく、「公衆トイレは汚い・汚いから触りたくない・触りたくないから掃除も適当に…。」そんなイメージを変える事ができる活動だと信じています。
TPPは、売上や利益からのボランティア活動になります。この活動をずっと続けていくためにも、実績や地域の方々からの信頼を得られるように仕事もがんばっていきます。
TPPは、コーティングBOSS本部の大阪府河内長野市のほか、福井県福井市、愛知県刈谷市などで既に活動されています。
市から表彰を受けたり、子どもが自分のお小遣いから寄付したり、「コーティング後のトイレが綺麗すぎて靴では入れない!」と靴を脱いでトイレに入ったりされています!
参考リンク:スタートから5ヶ月で全国11店舗まで拡大!住宅・店舗向けコーティングサービス「コーティングBOSS」が、日本全国の公園や道の駅の公衆トイレをピカピカにする「トイレピカピカプロジェクト」を始動。|PR TIMES
参考リンク:【河内長野市】次世代の子どもたちのために!市内の公園トイレを順番にピカピカにする活動が始まりました|Yahoo!ニュース
まとめ:彼らが見据えるのは、ピカピカのその先。
三田駅北口のトイレから始まったプロジェクトは、将来的には三田市内全てのトイレをピカピカにすることを目標としています。
しかし、彼らの真の目的は、目の前のトイレを綺麗にすることだけではありません。
実際に全国の「トイレピカピカプロジェクト」では、子どもたちが活動に対してお小遣いを寄付をしてくれたり・綺麗になったトイレに靴を脱いで入ろうとしたりする微笑ましいエピソードも生まれています。
公園のトイレでプロジェクトを展開することで、子どもたちが清掃活動に積極的に参加し、地域への貢献意識を育むことを目指しています。
「トイレは汚いもの」という固定観念を払拭し、公共施設を大切にする心を育む。「トイレピカピカプロジェクト」は、地域貢献と子どもたちの未来への架け橋として、これからも輝き続けることでしょう。
杉本建設株式会社の概要
地域社会に貢献する、生コンクリート圧送の杉本建設株式会社。「トイレピカピカプロジェクト」はその理念をまさに反映したものです。
三田市にある同社は、国道176号線沿いの「三輪」交差点を少し北上した「城山公園」の向かいに位置します。
会社の親睦会が豊富に開催され、淡路島やネスタリゾート神戸を貸りてBBQ大会なども開催されているそうです!BBQ大会には社外の人(従業員のお友達なども♪)も数多く参加され、BBQ大会をきっかけに新しい繋がりができることも多々あるのだとか。
そのせいか従業員も方々がみなイキイキとされている印象です!親睦会のようすや会社の情報は、下記HPをチェックしてみてください。
兵庫 三田の”ええとこ”発信しています!
最後まで記事をご覧いただきまして、誠にありがとうございます!!
「さんだふるらいふ」では兵庫 三田の”ええとこ”を発信しています!周辺地域の情報も載せております。
- 美味しいグルメ
- 楽しいイベント
- おでかけ情報
- その他、地域情報などを多数紹介
Instagramも頻繁に更新していますので、興味のある方だけで構いませんのでフォロー・いいねしてくれると大変、嬉しいです!
コメント