子供とオリジナル和紙作り!【道の駅 杉原紙の里・多可】で楽しむ紙漉き体験(北播磨)

三田市ニュータウンから車で約1時間、兵庫県多可町にある「道の駅 杉原紙の里・多可」
この道の駅では、伝統的な和紙の紙漉き体験や、清流での川遊びも満喫できるんです!
今回、4歳と5歳の子どもを連れて3度目の訪問をしてきました♬
「道の駅 杉原紙の里・多可」ってどんなところ?

のどかな風景に佇む、癒しの道の駅!
駐車場は約50台ほど、周辺施設は少なめ
三田方面から向かう場合、北近畿豊岡自動車道の青垣インターを降りたあと、しばらく山道を走ります。現地までの道中には、ほとんどお店がありません。
青垣インターを降りて約5分、ローソン青垣町小倉店が道中で立ち寄れる最後のコンビニです!

山道の木々が美しい!

5月の平日のお昼時。道の駅のグルメを楽しみに訪れる人々や、ツーリング中のバイカーが集まり、第一駐車場は混雑していました。
道を挟んだ反対側には第二駐車場(約40台)もあります。
「地鶏グルメ」も楽しめる道の駅

道の駅には、特産品売り場、川の景色を楽しみながら食事ができるレストランがあります。


左:車留満定食 1,650円
右:麦とろ定食 1,650円
その他に平日は日替わりランチなどもあるので、詳しいメニューは公式サイトやInstagramでご確認ください。
施設情報(トイレ・おむつ替えスペースについて)
道の駅の外に清潔なトイレが併設しており、多目的トイレにはおむつ替えスペースもありました。
道の駅探索を終え体験時間になったので、川を渡って紙漉き体験へ向かいます!
「杉原紙」紙漉き体験&オリジナル和紙作りに挑戦!

体験場所は、道の駅横の赤い橋を渡ってすぐ。

こちらが、展示・体験工房。

展示室の作品は定期的に入れ替わります!紙の手毬のようなもの?が素敵~!

体験室は、展示室の奥にあります。
【体験レポ】いざ、紙漉き体験に挑戦!
紙漉き体験の流れとしてはざっと以下の通り。
- 紙の大きさと種類決め
- 模様・木葉選び
- エプロン装着
- 説明
- 紙漉き体験!
- 模様、色付け
- 仕上げ
- お支払い
- 完成作品受取!
順番に詳しく解説していきます!
1. 最初に、制作する大きさと種類を決める

うちの子達は、「はがき 2枚(木葉入り・色付け)550円」を選びました。
2人でなんと1,100円。安い!(その他のサイズの料金は、後程ご紹介します。)
2. 入れたい模様や木葉を選び、和紙に名前を書く

模様にしたい「もみじ」や「カラフルな和紙」を選んでトレーに入れ、乾燥後に誰の作品かを識別するために名前を書きます。名前は、乾燥後は剥がせますのでご安心を。
3. エプロンをつける

子供には大きいですが、調節可能!
4. 紙漉きの説明を受ける

手順や漉桁の持ち方などを教えてもらいます。
5. 実際に紙漉きを体験

先生が一緒に実践しながら教えてくれるので、真似するだけ!紙漉き中に枠が外れてしまう可能性があるので、手が小さい子や枠をしっかり持てない子は大人が手伝いましょう!
…ちなみに、均一にするのは大人でもなかなか難しいです。
紙漉き後は手を洗うので、ハンカチやタオルを忘れずに
6. 模様を配置、色付けを行う

木葉や模様は色付け後に配置するのがおすすめ。先に乗せると色付紙料で見えにくくなってしまいます。
7. 仕上げ
仕上げ紙料全体にかけ、最初に書いた名前を乗せて終了。
ここまでかかった体験時間は約20分ほど。
8. お支払い、乾燥が終わるまで待つ
乾燥は約1時間から1時間半程度。
完成した作品は送ってもらうことも可能です。(別途送料)
待ち時間に川遊びや博物館の見学、食事がおすすめ♬
9. 完成作品を取りに行く
先ほど体験した場所に取りに行きます。
スタッフの方が不在の場合は、お隣の研究所や工芸品売り場に声をかけると対応してくれます♬

木葉を乗せた後に色付紙料をかけるとこんな感じに…
うちの5歳児は「葉っぱが消えちゃったから、また来る!」と言っていましたが、一生懸命作った作品はどれも素敵で成長を感じます♬
「紙漉き体験」の詳細情報
予約方法・料金や、体験可能年齢について解説していきます!
予約方法について
空きがあれば当日予約も可能ですが、事前予約がおすすめです!
- 公式サイトから予約(6ヶ月先~5日前)
https://sugiharagami.takacho.net/ex/ - 電話またはFAX(前日まで)
予約電話番号 0795-36-0080(杉原紙研究所)
料金、和紙の大きさや種類について

和紙の質感を楽しみたいなら(無地・白)、カラフルに作りたいなら(木葉入り・色付け)がおすすめです!
製作する和紙の大きさや種類によって料金が変わります。
大きさ/種類 | (無地・白) | (木葉入り・色付け) |
---|---|---|
はがき 2枚 | ¥450 | ¥550 |
カードサイズ(15×21cm) | ¥450 | ¥550 |
半紙サイズ (26×35cm) | ¥550 | ¥750 |
A3サイズ (30×42cm) | ¥700 | ¥900 |
※すべて税込み、施設使用料込み。
※料金、時間等は執筆時のもの。最新情報は公式サイトをご確認ください。
体験可能な年齢について
年齢制限はありませんが紙漉きは立った状態で行うため、一人でしっかり立てる年齢からの体験がおすすめです。
- 2歳半(完全に大人がサポート)
- 3歳(模様選びや配置は可能。紙漉き、色付け、仕上げ大人がサポート)
- 4歳(紙漉き・仕上げは大人がサポート)
- 5歳半(なんとか一人で体験可能)
- 小学校1年生(1人で体験可能)
もちろん大人も体験OK!親子で一緒に楽しめますよ〜
自由研究にもおすすめ!伝統和紙「杉原紙」の歴史

博物館や研究所で、歴史や製造過程を知ることができます。

奈良時代から続く伝統の和紙。明治時代に衰退しましたが、昭和47年に復活し、兵庫県の重要無形文化財として守られています。
体験と合わせて、和紙作りをテーマにした夏休みの自由研究にもおすすめです!

地域の学校は、卒業証書を自分で作るそうです。素敵ですね〜!
「道の駅 杉原紙の里・多可」基本情報
項目 | 内容 |
---|---|
施設名称 | 道の駅 杉原紙の里・多可 |
住所 | 兵庫県多可郡多可町加美区鳥羽733-1 |
電話番号 | 道の駅 0795-36-1919 紙漉き体験予約 0795-36-0080 |
公式サイト | 道の駅公式サイト、 杉原紙の里公式サイト |
sugiharagaminosato | |
<物産館> 営業時間・定休日 | 9:00~17:00 8:00~17:00(日曜日) 毎週水曜日(祝日の場合は翌日) |
<杉原紙の里> 開館時間・休館日 | 9:00~17:00 水曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始 |
アクセス | 北近畿豊岡自動車道青垣インターから国道427号で20分 |
駐車場 | 無料 約50台 |
【まとめ】伝統体験で子供の成長を感じるスポット

「自分で作った!」という子供の成長の軌跡を作品に残す、そんな特別な時間を楽しめる場所です。もちろん、4回目もリピート確定です!
- 手軽に伝統の紙漉き体験が可能
- 子供も大人も楽しめる
- 川遊びやグルメもおすすめのスポット
川遊びについては、別の記事で詳しく紹介しているので、ぜひそちらもチェックしてくださいね!

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