【三田市】焼肉の概念がひっくり返りました。2026年4月オープンの「焼肉 沸かし屋」体験レポ

三田市南が丘に、ちょっとおかしい焼肉屋がオープンします。
「おかしい」というのは、もちろん褒め言葉です。焼かない焼肉屋がある、というのですから。
今回、グランドオープンに先がけてプレオープンにお招きいただき、一足先に体験させていただきました。結論から申しますと──帰り道、家族全員でしばらく無言でした。あの余韻、どう言葉にすればいいのか、今でも少し迷っています。
肉のジャンボ市で有名な「丸優」社長の本気。

「焼肉 沸かし屋」は、三田市民なら誰でも知っている精肉店「丸優 肉のジャンボ市」の直営店です。
毎週末、行列ができることで有名なあの丸優さんが、満を持して焼肉店をオープンされます。ただの焼肉店ではなく、社長自らが「肉と向き合い続けた末に辿り着いた」というコンセプトを引っさげて、です。
丸優 肉のジャンボ市については、こちらの記事で詳しくご紹介しています。
👉 大行列の人気店「丸優 肉のジャンボ市」購入方法や並ばず買える裏ワザをご紹介!【三田市】
精肉店として何千・何万枚もの肉に触れてきたプロが、「この肉、もっと美味しく食べられるはずや」と考え続けた結果が、この店の形になっています。そう思うと、入店前からワクワクが止まりませんでした。
「焼く」じゃなく「沸かす」って、どういうこと?


正直、最初に聞いたとき「沸かす?お風呂みたいな感じですか?」ってなりませんでしたか(笑)。私はなりました。
でも話を聞いてみると、めちゃくちゃ理にかなっているんですよ。
従来の焼肉は、高温で一気に焼き上げることで香ばしさを引き出します。それ自体は間違いではないんです。でも同時に、肉の細胞が壊れて旨味成分が流れ出てしまい、焼きすぎると脂の酸化まで促進してしまうという側面があります。つまり、美味しさを引き出しながら、美味しさを逃しているという矛盾をはらんでいるんですね。

そこで「沸かし屋」が辿り着いたのが、専用プレートを使った低温火入れです。
遠赤外線で肉の内部へと穏やかに熱を通すことで、細胞膜を壊さず、旨味成分を逃さないまま火が入ります。表面を焦がすのではなく、内側からじわっと「沸かす」。焼けたかどうかではなく、“沸いたかどうか” で食べる焼肉なんです。
なんですかこの概念、初めて聞きましたよ!!
実際に食べてみました

席に案内されると、まず目に入るのが卓上の専用プレートです。一般的な焼肉のグリルとは明らかに違う、フラットで落ち着いた佇まい。そしてなにより──煙が少ないんです。
これ、子連れのご家庭にとってはかなりポイントが高くないですか?洋服に匂いがつきにくいし、目がしみない。わが家の子どもたちも、いつもなら途中で「目が痛い〜」とぐずるのに、この日はずっとお肉に夢中でした。
さて、肝心のお肉です。

プレートに置いてしばらくすると、表面に静かな変化が現れてきます。一般的な焼肉のように「ジュー!」という激しい音はしません。もっとゆっくりで、じわじわした変化です。
「沸いてきましたよ」とスタッフさんが教えてくださるタイミングで、口に入れた瞬間──

あ、これ、普通の焼肉とちゃいますよ。
噛むごとに、旨味が出てきます。最初の一口より、二口目の方が美味しい。最後の一口まで、旨味が続くんです。肉の味が、本当に最後まで生きている感じがしました。子どもたちが「お肉、美味しいね」と言いながら、見たことないくらい食べていまして。普段、野菜ばかり食べている子がお肉のおかわりを要求したのには、正直ちょっとびっくりしました。
ここでしかできない体験がある

「同じ肉でも、火入れでここまで変わるんですか」
食後しばらくして、そんな言葉が自然に出てきました。
精肉店として本物の肉を知り尽くした丸優さんだからこそ、「肉の力を最大限に引き出したい」という想いがあります。その答えが、”焼く”ではなく”沸かす”という選択でした。
コンセプトを聞いて感動したとか、そういう話ではないんです。食べて、体で感じました。旨味が溢れるとはこういうことか、と。
三田という地で、こんな体験ができるとは思っていませんでした。ヤバくないですか、これ?

店舗情報

| 店名 | 焼肉 沸かし屋 |
| 住所 | 兵庫県三田市南が丘 (詳細はお店のSNSでご確認ください) |
| 直営 | 丸優 肉のジャンボ市 |
| グランドオープン | 2026年4月29日(火・祝) |
| @yakiniku_wakashiya | |
| 子連れ | 煙が少なく◎ キッズカラトリー、子供椅子完備 |

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